2022年4月期第一級アマチュア無線技士試験対策!2022年04月17日 00:00

前回の経験よりわたしとしては過去問の設問から回答を導く方法では合格点には届かないと断言します。過去問と同じでも入替や類似でケアレスミスは絶対に起こるからです(全く同じ順番では出題されない)

ここまできてようやっと『難しい』と分かったところで、
理解がなぜ難しいのか・・・考えてみた。
そうすると躓いているのが、計算が「出来ない」のではなくて、公式が「使えない」ことが分かった。

例えば・・・
L(コイル)がなぜ電流に対して電圧が進むのか?
C(コンデンサ)がなぜその逆の性質なのか?

そうすると
ファラデーの法則やレンツの法則として言葉を覚えるのではなくて、『原理』として『視覚的に』覚えることで解決することとしました。

今回活用したもの:
◆Youtube
⇒私が視聴した方々は以下の通り。いずれも優良で秀逸です。
 ●イチケンさん:
 ●「ただよび ベーシック理系」さん:
 ●Essenceさん:
 ●Aki塾長_電験三種その他さん:

 ●当日法規後、工学までに見ていたのが、EMCの村さん:

⇒自分の『弱点』(私は電磁気学・過渡現象・計器類)を理解し、動画で視覚的に解決できたことは本当に良かったですし、今でも役に立っています。これが一アマ攻略の『幹』と思います。

もちろん『過去問』も行います。
⇒今回はネットで拾うことのできる最大限(平成14年~令和3年12月期まで)を行いました。20年分です。
本当に新問と思っていても実はかなり前に出題されているもの、傾向を変えた類似系もあると感じました。本気で工学クリアするならできると思います。

ただ、これを何回も回すと時間が足りませんので、やり方を変えます。
⇒まず20年分を全1回回し、その後は間違えた問題のみ繰り返す方法を取り、最終的に無くなるまで行いました。この方法は後に陸技でも使用しています。

解説サイト:
◆GXKさんのサイト
◆「皆空の中で」
⇒わたしが語るまでもなく秀逸なサイトです。ただし「かじる」のではなく、しっかり読み込むことが大切です。(特に昔の問題)

勉強期間:約60日(2月下旬~)
勉強時間:昼休みの1時間と仕事帰ってから2時間、休日は3時間

あと過去問については12月期のときは過去6年分を8回全問回し+450問過去問題集でやっていましたが、

弱点克服2022年04月17日 00:15

そうすると繰り返し間違う問題が決まってきます。私の場合は

①実数と虚数を計算する問題
→並列は簡単、直列はしっかりと計算するけれど、どこを今計算しているのか把握しながら計算しないと混乱する。計算自体は簡単なもの。

②計測器の問題
→特に可動コイル型、可動鉄片型、整流型、誘導型、熱電対型

③CR回路、LR回路の問題
→Cは先に電流流れて溜まったら止まる。Lは変化を嫌う性質を持つので電流は後になる。過渡現象はその始まりと終わりまでの変化のこと

④トランジスタ(電流制御)やFET(電圧で電流制御)の問題
→接合型FETの空乏層の特徴、デプレッション型FETとエンハンス型FETの違いや特性

⑤ダイオードの問題
→PNの電池をどっち向きにつけたらどう変化するか程度のこと
空乏層のでき方

いずれも12月期でも間違えた問題です。ほぼ共通する課題は
作動原理が分かっていないことのみでしたので、繰り返し繰り返し問題を解くのではなく動画をみて理解できるようにしました。

すると段々解けるようになってきます(^^♪

直前対策2022年04月17日 00:22

試験まで2週間を切りました。

前回はこの頃、繰り返し解きすぎてだいたいできるようになっていたので、もう過去問に飽きていました。ただ、やらないと忘れてしまうためだけにやっていた気がします。

今回も似たような状態になりかけました。苦手だった虚数計算やキルヒホッフの法則(1アマの場合はミルマンの定理で十分ですので意味だけ常識的にわかっていればOK)過渡現象もだいたいクリアしてすっきりと解けています。

あとは「新問」対策
前回はOCXOとかバランの原理出たなぁ・・・今回はなんだろう?絶対に新問は出る!ということで、次に受験する予定の陸技問題集をパラパラと開いてみるけれど、こちらは次元違いで難しく、意味すら分からないものも。
かえって不安になるわと思いつつ、かるく見てみると近年、1アマでみた問題もありました。

個人的には「EMCの村」(Youtube)が最近の新問で包含されている内容を持っていた気がします。実際私も見ていたものではUバラン、スプリッターとディバイダー、過去に出たスミスチャートとリサジュー波形に関する動画や解説もこちらが一番わかりやすく解説していた気がします。

第一級アマチュア無線技士試験当日!2022年04月17日 00:38

筆記用具と印刷した受験票の他に、タブレット端末を持参します。
これは試験までに近くにあるカフェでwifiを使いながら勉強するためです。
札幌会場の場合は近くにタリーズコーヒーやホテルに併設されたカフェがあるのでそこを利用しました


自分の場合、法規は電波形式の記号、工学はEMCの村を見ていました。過去問は全く手を付けませんでした。自分にとっては傾向は十分つかんでいるので直前でみることは意味のないものと感じていました。

会場には25~26名ほどいました。集中ゼミを持っている方と前回私が使った450問の問題集、あとはネットで公開されている解説集をプリントしたものを持参している方が多かった印象でした。印象ではどの本も書き込み少ないなぁーと感じました。自分の集中ゼミ本は、ノート代わりに使っていました(≒つまり理解するための解説としてはページ数の関係か十分ではない)ためです。
外装はカバーしていたので奇麗なのですが、中身は付箋と色ペンだらけ、持ち運んでボロボロです。

法規は前回同様、ほぼ過去問です。今回は電波形式が出ませんでした。そして工学。見たことない問題もありますが、先ずは確実にとれる問題を解いていきます。B問題は今回全て過去問だったので救われました。ここまででA問題18問 B問題5問は確実に取れそうと確信。90+25で合格ライン突破しているので、あとは積み上げで新問チャレンジできそうです。

新問は4題かな。先ずは立体のサイコロ型抵抗です。陸特のときにこれを潰したような回路がよく出題されますので途中まで分解して考えましたが、途中で断念しました。
次に18mタワーの電波防護指針。今までは穴埋めでしたが、今回は計算が必要です。ただ、これは先日固定局開局の際になんとなく図面を起こした内容と酷似しています。北海道総通では固定局開局する際は先ず必要となる書類です。給電線の損失とかは陸特っぽいなーと思いつつ、落ち着いて回答しました。
 次にU字バランの問題です。まさか本当に出るとはと思いましたが、ここでケアレスミス。あれだけやってきた位相を電流1/2と勘違いして結果ミスとなってしまいました。残念・・・。VNAのスプリッターの問題は直前にみたEMCの村で出ていたのに答えをみちびくことができずにミスとなってしまいました。

ただ、それ以外は大丈夫。1時間を経過し退室して終了しました。

第一級アマチュア無線技士合格2022年04月26日 21:47

第一級アマチュア無線技士試験合格✨✌️
12月期に工学1点足りずのリベンジ戦でした🔥
勉強期間は陸特終わってからの1ヶ月半、この2冊でしたが、集中ゼミはノート代わりで書き込みだらけでボロボロ、1ハム試験問題集も1回通しただけで、平成14年から令和までの20年分の過去問を拾ってやってました。

とにかく最近の傾向では過去問で法規は問題ないも工学は7割と思っていてよさそうです。今回も新問と呼ばれるのが5問、相当前の過去問で2問くらい出題されていました。dB変換とかは完全に陸特、陸技からですので、今までのアマチュアの範囲では網羅できませんし(かと言って全く関係のない分野でもない)電波防護指針とかは2アマ、1アマで固定局開局には必須の知識ですから今後は必須となりそうですね。

工学:125点(A100点/B25点)
法規:144点(A115点/B29点)