ざっくりと違いの説明~資格別(アマチュア無線編)~2023年08月21日 22:21

無線資格?なんだそりゃ?という方のために。

陸上無線技術士と陸上特殊無線技士は業務用の資格です。
アマチュア無線技士は無線電波の中でも「アマチュア用」です。

アマチュアとは非業務として認識することもできますが、なぜか
アマチュア無線業務なのと、昨今法的解釈の拡大により適切な解釈ではないと自分的には考えています。

アマチュア無線とは、いろんな意味での「研究用」なのかな~
アマチュア以外でも実験局という存在もありますが。

一級から四級まであるのですが、一級がアマチュアでの最上位資格
但しあくまで「アマチュア業務」の範疇を超えることはありません。

違いは使える周波数と空中線電力、一~三級と四級との間には扱える電波形式に一部違いがあります。

そして一級が一番上、なので一級は同じ資格の二級のことをすべてできます。同様に三級、四級にも言えます。

例えば、二級をとってから一級をとる必要はありません。
いきなり一級にチャレンジすることが可能です。
受験資格に制限はありません。これらは子供から高齢者まで誰でも受験でき取得できます。

第一級アマチュア無線技士(一アマ)
→アマチュア業務については制限なし

第二級アマチュア無線技士(二アマ)
→一アマと同じなのは使えるアマチュア用周波数に制限なし。
但し、空中線電力は最大で200Wまで
(とはいえ、200Wはすごいですよね・・・)

第三級アマチュア無線技士(三アマ)
→一・二級との違いは使える周波数に一部制限があること、
空中線電力は最大で50Wまで
(とはいえ、車や持ち運びで国内で扱えるのは最大で50W
50Wまでなので、実用的に不便はない)
一・二級に比べると、かなり手軽に受験できる。
丸暗記過去問題集も、本屋さんで買える。

第四級アマチュア無線技士(四アマ)
→三級の扱える周波数から国際交信しやすい周波数を一部制限がある。空中線電力は最大で10~20Wまで。電波形式のうち、モールス通信ができない。
今は三級とそんなに難易度は変わらないので、三級から受験がおすすめだが、試験対策は丸暗記問題集で十分で、合格すると免許証は取得できるのでそれはそれでよいかも。

第一級アマチュア無線技士合格2022年04月26日 21:47

第一級アマチュア無線技士試験合格✨✌️
12月期に工学1点足りずのリベンジ戦でした🔥
勉強期間は陸特終わってからの1ヶ月半、この2冊でしたが、集中ゼミはノート代わりで書き込みだらけでボロボロ、1ハム試験問題集も1回通しただけで、平成14年から令和までの20年分の過去問を拾ってやってました。

とにかく最近の傾向では過去問で法規は問題ないも工学は7割と思っていてよさそうです。今回も新問と呼ばれるのが5問、相当前の過去問で2問くらい出題されていました。dB変換とかは完全に陸特、陸技からですので、今までのアマチュアの範囲では網羅できませんし(かと言って全く関係のない分野でもない)電波防護指針とかは2アマ、1アマで固定局開局には必須の知識ですから今後は必須となりそうですね。

工学:125点(A100点/B25点)
法規:144点(A115点/B29点)

第一級アマチュア無線技士試験当日!2022年04月17日 00:38

筆記用具と印刷した受験票の他に、タブレット端末を持参します。
これは試験までに近くにあるカフェでwifiを使いながら勉強するためです。
札幌会場の場合は近くにタリーズコーヒーやホテルに併設されたカフェがあるのでそこを利用しました


自分の場合、法規は電波形式の記号、工学はEMCの村を見ていました。過去問は全く手を付けませんでした。自分にとっては傾向は十分つかんでいるので直前でみることは意味のないものと感じていました。

会場には25~26名ほどいました。集中ゼミを持っている方と前回私が使った450問の問題集、あとはネットで公開されている解説集をプリントしたものを持参している方が多かった印象でした。印象ではどの本も書き込み少ないなぁーと感じました。自分の集中ゼミ本は、ノート代わりに使っていました(≒つまり理解するための解説としてはページ数の関係か十分ではない)ためです。
外装はカバーしていたので奇麗なのですが、中身は付箋と色ペンだらけ、持ち運んでボロボロです。

法規は前回同様、ほぼ過去問です。今回は電波形式が出ませんでした。そして工学。見たことない問題もありますが、先ずは確実にとれる問題を解いていきます。B問題は今回全て過去問だったので救われました。ここまででA問題18問 B問題5問は確実に取れそうと確信。90+25で合格ライン突破しているので、あとは積み上げで新問チャレンジできそうです。

新問は4題かな。先ずは立体のサイコロ型抵抗です。陸特のときにこれを潰したような回路がよく出題されますので途中まで分解して考えましたが、途中で断念しました。
次に18mタワーの電波防護指針。今までは穴埋めでしたが、今回は計算が必要です。ただ、これは先日固定局開局の際になんとなく図面を起こした内容と酷似しています。北海道総通では固定局開局する際は先ず必要となる書類です。給電線の損失とかは陸特っぽいなーと思いつつ、落ち着いて回答しました。
 次にU字バランの問題です。まさか本当に出るとはと思いましたが、ここでケアレスミス。あれだけやってきた位相を電流1/2と勘違いして結果ミスとなってしまいました。残念・・・。VNAのスプリッターの問題は直前にみたEMCの村で出ていたのに答えをみちびくことができずにミスとなってしまいました。

ただ、それ以外は大丈夫。1時間を経過し退室して終了しました。

直前対策2022年04月17日 00:22

試験まで2週間を切りました。

前回はこの頃、繰り返し解きすぎてだいたいできるようになっていたので、もう過去問に飽きていました。ただ、やらないと忘れてしまうためだけにやっていた気がします。

今回も似たような状態になりかけました。苦手だった虚数計算やキルヒホッフの法則(1アマの場合はミルマンの定理で十分ですので意味だけ常識的にわかっていればOK)過渡現象もだいたいクリアしてすっきりと解けています。

あとは「新問」対策
前回はOCXOとかバランの原理出たなぁ・・・今回はなんだろう?絶対に新問は出る!ということで、次に受験する予定の陸技問題集をパラパラと開いてみるけれど、こちらは次元違いで難しく、意味すら分からないものも。
かえって不安になるわと思いつつ、かるく見てみると近年、1アマでみた問題もありました。

個人的には「EMCの村」(Youtube)が最近の新問で包含されている内容を持っていた気がします。実際私も見ていたものではUバラン、スプリッターとディバイダー、過去に出たスミスチャートとリサジュー波形に関する動画や解説もこちらが一番わかりやすく解説していた気がします。

弱点克服2022年04月17日 00:15

そうすると繰り返し間違う問題が決まってきます。私の場合は

①実数と虚数を計算する問題
→並列は簡単、直列はしっかりと計算するけれど、どこを今計算しているのか把握しながら計算しないと混乱する。計算自体は簡単なもの。

②計測器の問題
→特に可動コイル型、可動鉄片型、整流型、誘導型、熱電対型

③CR回路、LR回路の問題
→Cは先に電流流れて溜まったら止まる。Lは変化を嫌う性質を持つので電流は後になる。過渡現象はその始まりと終わりまでの変化のこと

④トランジスタ(電流制御)やFET(電圧で電流制御)の問題
→接合型FETの空乏層の特徴、デプレッション型FETとエンハンス型FETの違いや特性

⑤ダイオードの問題
→PNの電池をどっち向きにつけたらどう変化するか程度のこと
空乏層のでき方

いずれも12月期でも間違えた問題です。ほぼ共通する課題は
作動原理が分かっていないことのみでしたので、繰り返し繰り返し問題を解くのではなく動画をみて理解できるようにしました。

すると段々解けるようになってきます(^^♪