第一級陸上無線技術士受験に向けて~使用書籍とサイトの紹介(1)~2022年08月17日 21:39

第二級陸上無線技術士受験を終え、当初の目標は達成できたのですが、この時点で第一級陸上無線技術士(一陸技)の問題集をフリマサイトで幾つか入手していたため、1月期の受験に向けて勉強を始めました。

勉強期間:5カ月
勉強時間:平日は昼休みの30分~1時間と仕事帰りに図書館で1~1.5時間、休日は3~6時間

とほぼ二陸技受験時と同じ感じで進めました。

第一級陸上無線技術士対策では二陸技と比べて市販のテキストや問題集は圧倒的に多いです。私が使用していたのは以下の通りでとても多くのものを使用しました。

〇合格精選360題 第一級陸上無線技術士試験問題集第4版
→あの有名なキャラクターが出てくる(時に余計にしゃしゃり出てくる)問題集です(笑) 同じシリーズでアマチュア無線技士や陸上特殊無線技士用もあり、自分も使ってきたので、初めて試験勉強するにはこの問題集はとっつきやすい感じがしました(実際その通りでした)
一アマの項にも書きましたが、この本だけで4科目合格はなかなか難しいと感じますが、試験前に机で開いている人は多い気がしますね。付箋しているのが見受けられるので、ノートのように沢山自分で補足を入れて試験前の最終確認で使用しているのでしょうか~?

〇2021ー2022年版一陸技 吉川先生の過去問 解答解説集
→これもよく目にしますね。今考えるといい本だったなーと感じますが、あれこれ手を付けても良くないな~と思って、無線工学の基礎編だけはこの本をよく使いました。この本もフリマで入手したのですが、殆ど使用感はありませんでした。一陸技はどういうわけか比較的良い状態の本が安くフリマで入手できるなーと感じています(笑)

〇やさしく学ぶ第一級陸上無線技術士「法規」(改訂2版)
→合格してからも使えるかな~と思い購入するも、やはり試験用の解説に傾倒しているため(当たり前ですが・・・)過去問を系統別に解くときに使用しました。なお、合格後、譲渡済み

〇やさしく学ぶ第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」(初版)
→パラパラ読んでみようかな?という気持ちと一アマ工学で昨今陸技からの流用問題があること、二陸技工学対策でフリマサイトから安く購入してみました。結果的には一陸技の過去問解説に合わせてあるので他ではあまり使わず、パラパラ読む程度で使いませんでした。

〇やさしく学ぶ第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」(改訂2版)
→少しでも新しいほうがいいかな?とまたまたフリマサイトから安く購入してみました。確かに新しい問題の傾向をとらえていましたが、試験前に過去問を系統別に解くときに使用しました。なお、合格後、譲渡済み

〇やさしく学ぶ第一級陸上無線技術士「無線工学B」(改訂2版)
→どこまで「やさしく~シリーズ」が好きなの?!っていう感じですが、
工学Bのこの本に関しては本当によく使いました。このシリーズは系統別に説明→問題となっているのでとっつき始めや過去問を年次別に通しでやっている合間に「おさらい」的に使うと理解に繋がる気がします。なお、合格後、譲渡済み

〇無線従事者国家試験問題解答集「一陸技」
→情報通信振興会の黄色の有名な本です。平成27年~令和2年を先に買いました。後に工学Aの新問解説のために平成29年~令和3年を買い足しました。過去問を解くのに解答だけではなくその解説を理解できることが(当たり前ですが)大切です。さすがに丸暗記は効かないので。当然ながらよく使いました。が、コロナ禍の影響か令和2年7月期の試験が中止となって、臨時令和2年11月期より各期で2回試験が現在までに(令和5年7月期)行われています。つまり、今までは1年で2回分の過去問を回していたのですが、1年で4回分の過去問を回す必要となったわけです。しかも令和3年1月期辺りより特に工学Aの傾向がそれまでより変わり始めた感じを受けます。同じ問題でも選択肢を変えるだけではなく、問われ方が変わった感じでした。過去問だけを数十回と回していると、どうしても計算すら「暗記」してしまう問題が出てきます。それが「解けた」感覚になるのですが、理解していないので、類似問題が全くの新問のように感じる気がしました。
なので、より新しい「版」(つまり解説)が欲しくなるのですが、そんなに頻回に出版される訳ではないので、私は結果的に行き詰ってしまいました。

その他、ネットでは↓
◆陸上無線技術士合格プロジェクト
⇒陸特、陸技の過去問を沢山回したいときはここが今回も秀逸でした。

・・・とまぁ、たくさん新品やフリマで入手しました(笑)