従事者免許届いたよ〜2023年08月23日 18:21

一陸技の従事者免許が届きました。

これで全ての無線設備の技術的操作ができるようになりました。

…。

アマチュア無線については、第四級相当です(笑)

縁あって、今は地元のコミュニティFM局のお手伝いをさせて頂いております。従事者免許がペーパー化することなく『活きた』ことがなにより嬉しく思います。

試験に合格することはとても大切ですが、実務では知識として必須ですが、それだけではなにもできません。今はそれを実感できていることを感じています。またそれは、これまで受験でお世話になったサイトやネット、出会った方々への恩返しと考えております。

このブログがこれから受験する方へのなにかのメッセージになれば、幸いです。

一陸技と二陸技の受験に迷っている方へ(体験談)2023年08月21日 22:37

一陸特、または一アマからのステップアップで陸技を受験したい!という方はいるかと思います。その方向性は強ち間違いではありませんが、一アマと一陸特のどちらが陸技に近いか?といえば、断然一陸特であることは付記しておきます。一アマは難化しておりその問題の一部は陸技から転用されていますが、ジャンルは間違いなく一陸特の上位資格だからです。

一アマの工学は陸技でいう「無線工学の基礎」「無線工学B」辺りでしょうか。陸技で易しいといわれている「法規」でも、一アマのジャンルは超えています。

自分は『とあるきっかけ』で二陸技が目標だったので一陸特→二陸技は自然な流れでした。二陸技は過去問と物理(電磁気学)で乗り切れました。

二陸技はよくネットで言われている通り、参考サイトは少なく、一陸技のテキスト転用はちょっと困難(一陸技の市販問題集は、過去問の解説みたいなものがほとんどだからです)ですが、先に紹介したように特化したサイトと十分な過去問を解くことで、一陸特と一アマ勉強からのステップアップで頑張ってなんとか一発全科目合格もイケると思います。

…が、その勢いで臨んだ一陸技勉強は正直めちゃくちゃ難しかった…💧

二陸技合格直後で一陸技の過去問挑戦すると、普通に30〜50点がザラの日々でした。それから毎日勉強で半年かかってよくやっと合格に引っかかた感じ。応援してくれた先輩合格者の方のエールでは「そんなのは当たり前。そこでめげずに解いて解いて解き続ける」という根性論をインプットされました(笑)結果的にはそれで「法規」「無線工学基礎」「無線工学B」は乗り切れました。

但し、無線工学Aはそうはいきません。
とにかく難しい・・・。「暗記」ではなく「理解」が必要だからです。

沢山解くとその弊害で「暗記」が「理解」を邪魔します。

特に苦労するのは地デジや衛星通信のデジタル方式。
デジタルは限られた無線資源を有効活用できる反面、高度な技術を
導入しています。またアナログ→デジタル→アナログに変換したり、
様々な無線環境に対して品質を低下させないように(エラーを予防する)ための仕組みがたくさん入っています。

それには「理解」が必須なのです。

無線工学Aはそれだけで半年かかりました。
過去問回しは何十回やったかわかりませんが、それは通過点です。

難易度をどう考えるかですが、自分にとっては高嶺でした😮‍💨
始めから科目合格で狙えば良かったのかな…🤔(今更…💧)

なので、自分なりの結論は

この業界や分野で勉強されている方、最終的に一陸技取るのが目標の人は、初めから一陸技で科目合格狙いで👍

業務経験無しや専門分野外からのスタートでは、二陸技と一陸技の勉強量の差は歴然

二陸技は受験者少ないようですが、取得価値は十分ありと思います!😊

このあたりになると試験料もなかなかかかるので、最終目標をどうするか考えて受験するのも手と思います。

ざっくりと違いの説明~資格別(アマチュア無線編)~2023年08月21日 22:21

無線資格?なんだそりゃ?という方のために。

陸上無線技術士と陸上特殊無線技士は業務用の資格です。
アマチュア無線技士は無線電波の中でも「アマチュア用」です。

アマチュアとは非業務として認識することもできますが、なぜか
アマチュア無線業務なのと、昨今法的解釈の拡大により適切な解釈ではないと自分的には考えています。

アマチュア無線とは、いろんな意味での「研究用」なのかな~
アマチュア以外でも実験局という存在もありますが。

一級から四級まであるのですが、一級がアマチュアでの最上位資格
但しあくまで「アマチュア業務」の範疇を超えることはありません。

違いは使える周波数と空中線電力、一~三級と四級との間には扱える電波形式に一部違いがあります。

そして一級が一番上、なので一級は同じ資格の二級のことをすべてできます。同様に三級、四級にも言えます。

例えば、二級をとってから一級をとる必要はありません。
いきなり一級にチャレンジすることが可能です。
受験資格に制限はありません。これらは子供から高齢者まで誰でも受験でき取得できます。

第一級アマチュア無線技士(一アマ)
→アマチュア業務については制限なし

第二級アマチュア無線技士(二アマ)
→一アマと同じなのは使えるアマチュア用周波数に制限なし。
但し、空中線電力は最大で200Wまで
(とはいえ、200Wはすごいですよね・・・)

第三級アマチュア無線技士(三アマ)
→一・二級との違いは使える周波数に一部制限があること、
空中線電力は最大で50Wまで
(とはいえ、車や持ち運びで国内で扱えるのは最大で50W
50Wまでなので、実用的に不便はない)
一・二級に比べると、かなり手軽に受験できる。
丸暗記過去問題集も、本屋さんで買える。

第四級アマチュア無線技士(四アマ)
→三級の扱える周波数から国際交信しやすい周波数を一部制限がある。空中線電力は最大で10~20Wまで。電波形式のうち、モールス通信ができない。
今は三級とそんなに難易度は変わらないので、三級から受験がおすすめだが、試験対策は丸暗記問題集で十分で、合格すると免許証は取得できるのでそれはそれでよいかも。

ざっくりと違いの説明~資格別(陸技・陸特編)~2023年08月16日 13:05

無線資格?なんだそりゃ?という方のために。

陸上無線技術士と陸上特殊無線技士は業務用の資格です。
「特殊」というのは用途限定・・・と考えていいと思います。
なので、陸技はすべての陸特の内容を包含しています。

そして一級が一番上、なので一級は同じ資格の二級のことをすべてできます。

例えば、二級をとってから一級をとる必要はありません。
いきなり一級にチャレンジすることが可能です。
受験資格に制限はありません。これらは子供から高齢者まで誰でも受験でき取得できます。


第一級陸上無線技術士(一陸技)
→国内にある無線設備の操作が無制限に可能
(例えばTV局、FM・AM局、携帯基地などなどなど・・・)
二陸技より更に難易度急上昇

第二級陸上無線技術士(二陸技)
→一陸技より少しだけ制限があるけれど、国内にある無線設備の操作が殆ど操作できる。(例えば、TVやFM・AMの中継局、携帯基地局などなど)
陸特より試験科目が増えて(2→4科目) 難易度も急上昇する

第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
→多重無線設備と呼ばれる陸上の無線設備でVHF(30MHz)以上の電波を使用するもの、または短波帯の10W以下の無線設備の操作ができる
 これを持っていれば、だいたいの携帯中継局とかの技術操作ができる
陸技は難易度高い上、そういう関係の就職しないとあまり活きないことから、一陸特はコスパ良いと思います。ちょっと勉強してみようかな?程度の気軽な感じで受験できます。

第二級陸上特殊無線技士(二陸特)
→一陸特から多重無線・・・を外した資格
これをもっていれば、コミュニティーFMの技術的操作が可能なので、車での移動中継車や中継先などの時にも使える。
講習会でも取得可能、国家試験の難易度も高くなくかなり気軽な感じで受験できる。

第一級陸上無線技術士〜無線工学A 自己採点〜2023年07月19日 23:45

A問題(1問5点/5者択一)20問中16問正答
B問題(1問1点✕5)25問中25問正答
125点満点中105点の正答(正答率84%)でした。

間違えたのは全て新問のみなので悔いなしです。